俺と喋らない彼女との幸福な生活。

「…ごめんごめん、そんな照れないでよ」

「イヤ、だった?」

「…イヤじゃないなら、良いけど」


立ち上がり、彼女を見下ろす。


「じゃあ、朝ごはんにしよっか。今日も俺が食べさせてあげる」

「お前の好きなもの作ってあげるから、楽しみにしててね?」