俺と喋らない彼女との幸福な生活。

「…もしかして、心配してんの?」

「俺がいつかお前から離れていくんじゃないか、とか」


少し肩を震わせるのが分かった。そうなんだろう。


「ふふ、大丈夫だよ」

「こうなったからには、絶対にお前を一人になんてしないから」

「一生、一緒にいよう」