雨上がりの夜空を見上げる。 雨雲の切れ間からは 綺麗な星々が瞬きながら見え隠れ。 手を伸ばしたら届きそうなのに どれもちっとも届かない。 ひんやりとした雨上がりの空気が 風に乗って優しく頬を撫でるだけ。 頬をつたって流れる小さな一筋の雫を 優しくそっと包んで撫でるだけ…。