0時をまわっても 姉は帰ってこなかった。 朝方、喉が渇いてキッチンに降りると ちょうど姉が帰ってきた。 「あ、おはよう。」 「ん。また寝るけど。」 「そうなの。おやすみ。」 男物らしきTシャツとスウェットを 着た姉が大人びて見えた。