君と僕ら


そう思い黙って見つめる。

「美姫はなんで学校行かないのよ。」



ムッとした顔で彼女は聞く。






……。


「最近気づいたけど私、飽きっぽいんだよね。」



そうポツリと呟くと2人は笑い出す。


「そんなの前からわかってたことでしょ???」



憎たらしい顔で彼は笑う。


なんだ、みんな分かってたのか。







1人で頷いた。


時計が2時を指していた。

流石に暇になったので家に帰ろうと立ち上がる。



「じゃあな、美姫。」

「バイバイ〜。」


そう言って手を振る2人をみて私は先程と同じように片手を上げた。




「おい、美姫。」


いきなり呼び止められ振り返る。



那世が腕を組みムッとした表情でこちらを見ていた。


なにかあったかな?と思って首を傾げる。




「あの子、お姫様だぞ。」


いきなりそんな事言われたって理解出来ないんだけど…。


「ハァ…たく、お前は。あの子はblack jokerの大切なお姫様だ。」



……あぁ!


聞いたことはある。



「あの子の兄貴の顔見てびっくりしたぞ。」


「ごめん。」


そう言うと那世は頭を撫でてきた。




私は手を払う。


「気をつけろよ。目を付けられんな。」



それに頷く。






バイクを取りに行く。


何気なく携帯を取るためにポケットに手を入れた。



チカチカと携帯が光っていることに気づく。


携帯をつけると母さんからだ。





『荷物置いてるきてるから。詳しいことは明日話すから一回お家に帰ってきてね。』





私は頭を抑えため息を吐く。


あの部屋を見られたのか。