君と僕ら



そこには5つの飲み物があった。


ジュースにコーヒー、お茶に牛乳、、、色々な種類だ。



それを手渡す。



軽く傷口をハンカチで結び止血しているから後は自分で手当てできるだろう。


そう思い立ち上がって背を向けた。




女の子はまた深々と頭を下げていた。


私は振り返えらずに立ち去った。





私は校舎裏の木陰で休むことにした。


そこは穴場スポットのようで人はいない。



それに影になっているのでバレることはないし涼しい。



静かだ。

落ち着く。




フードをまた被り直した。

携帯を開くとメールが入っていた。


それを見て笑う。


彼からだ。


私はそれを見てクスッと笑う。

『おい、無事着いてるのか?そっちは楽しいか?俺はお前がいねぇとつまんねぇよ。』


正直な彼らしいメールだった。


私はそのメールを見て落ち着いた。




「美姫、着いたら連絡してね。」

雪にぃも私のことを心配してくれているようだ。



二人とも過保護過ぎるよ。


そう思ってクスッと笑った。


ガサッ



ん?

なんの音だ?


私は振り返った。


すると、先ほどの白いセーラー服の女の子がたくさんの高等部の女子に引っ張られるように連れてこられていた。


なんだあれ。


私はよく分からずにそこで呆然とする。



まだ先ほど怪我をした部分の手当ては済んでいないようだった。

だって、まだ私のハンカチはそのままだったから。



私と別れてからすぐにコイツらに捕まったのだろう。


「拓海様の妹だからって調子に乗るんじゃないわよ。」


女の人の甲高い叫びに近い声が聞こえる。


「そうよ。他の方にもベタベタして!!」




あの…。

拓海様??


誰??