君と僕ら



書いている内容は全部分かっている。

はぁ…。


本当に退屈だ。

こう見えても私は勉強出来るし、ここらへんは実はやってる。




<font size="5">ガタッ</font>

私は音を立てて席を立った。


「おい、藤澤!!」


チラッと教師を見ると生徒もバッチリこちらを向いていた。



私はそのまま無視し教室を出た。


ブレザーの上着の中に着ているパーカーのフードを被る。


いつものように深く被り顔を隠した。





ドンッ


<font size="1">ッツツ…!!!!</font>


なんだ?

何かに当たった?

ゆっくりと目を開けると女の子が蹲っていた。


白いセーラー服だということからこの学校の中学生だと言うことがわかる。



中学生がなんでこんな所にいるんだ?


どういうことだ??





「すみませんっ!!!」


そう言ってペコペコと頭を下げた。



聞いたことのある声に目線を上に上げる。





あっ…。

昨日会った子だ。



あの襲われていた。


私は無事で良かったと思い安心した。




…。


無言の時が流れる。



気まずい。


下に目を向けるとある場所に目が行く。



女の子の足からタラーッと血が流れていた。



私はそれに気づき傷口をポケットにあったハンカチで拭いてあげた。


「あっ…あの!有難うございましす。」


そう言われたけど私は首を振った。




その時に気づいた私のフードが取れてしまっていることに。

あっちゃ…。


まぁいっか。

そう思い下に落ちたものを拾ってあげる。