君と僕ら




だげど、武さんは何があっても私を守ってくれる。


幼い頃から知っているのでその分信用もあつい。




「美姫ちゃんのクラスは1年4組だからね。少し問題児もいるけど大丈夫だと思うよ。頑張ってね。」


私はそう言われてペコッと頭を下げた。









そして、ハァとため息を吐く。


そう、今担任と供に私のクラスの前に立つ。



担任に続き一緒に教室に入った。



「今日から転入する"藤澤 美姫"だ。」





…はぁ……。


退屈そう。




私に興味津々でみんな目を輝かせてこちらを見ている。


すごいメイクのギャルやすごい頭の色の人がいっぱいいる。



ピアスもすごいし。




武さん…見てわかるぐらい問題児ばっかりじゃん。



「<font size="1">ぉぃ、藤澤、ぉい</font>藤澤!!」


私はハッとする。

自分の世界に入っていた。


教師の方を向く。



「自己紹介して。」



私は頭を下げた。

みんな首を傾げた。



私はそんなことを気にせず担任を見る。

担任も呆気に取られたように呆然としていた。



「あ、ぁ…席はそこだ。」



指を指した席に向かう。


窓際の1番後ろ。




クラスには空いている席が何ヶ所かあった。

因みに私の1個前も。

まぁ、気にせず外を眺めた。


正直言って空いてる席なんて興味がない。






たくさん咲いていた桜の花びらも散り葉が生い茂っている。


あぁ…。

もう5月なんだなぁと実感した。


この時期に転入と言うのは珍しいのだろう好奇の目線をヒシヒシと背中に授業が始まった今でも感じる。


黒板を眺めた。