着替えるために自室に戻って制服に袖を通す。
それはピッタリと私のサイズだ。
鏡に映った自分を見てため息を吐く。
なんでこんなことに…。
リビングに行くとみんなが笑顔で出迎えてくれた。
そこからは撮影会がスタートした。
イヤというほど写真を撮られた。
私はグッタリとしながらソファに倒れこんだ。
結局夜ご飯を食べて帰ることにした。
家を出る時に母さんが声をかける。
「美姫、ちゃんと食べないとダメよ。これからは学校に行くんだし。」
そう言う母さんに微笑む。
大丈夫。
わかってる。
コクンッと頷いて家を出た。
ベットに入りながら思う。
明日から学校か。
面倒くさいなぁ。
地味に過ごすしかない。
そろそろ時間が遅くなったので眠った。
朝、起きたのは7時。
いつもよりちょっと早くて眠たい。
学校に行くならこれからはこのぐらいの時間だろう。
制服に腕を通した。
はぁ…。
スカートなんて似合わないなぁ。
それに制服というなの鎖が私を捉える。
ソファで朝ごはんを食べながら携帯に手を伸ばす。
そこには彼からメールが来ていて顔がにやける。
嬉しい。
彼はいつだって私を心配してくれていた。
そんな彼が大好きだった。
『明日は学校の体験みたいなもんだろ。高校生なんだからしっかり高校生活楽しめよ。』
簡潔な文章だったけど彼の優しさがいっぱいこもっていた。
