君と僕ら


朝、起きてベットから出る。


今日は"悪い夢"は見なかった。



そのことにホッとする。


時計を見ると8時を指していて少し急ぎめに用意をする。



用意が終わり部屋を出る。

コツコツと階段を降りた。



マンションの駐車場に置いたバイクに跨る。









家に着くと車が止まっている。


その事から父さんもいることが分かった。



ハァ…。

気が重い。




家に入ると『いらっしゃい。』と母さんは笑った。


私は座るように言われて父さんと母さんの前に座る。



机の上には無造作に紙が置いてある。

紙には『転入届』と大きな字でか書かれていた。





私は驚き目を目開く。

なんだこれっ。



目の前でニコニコッと笑っている父さんと母さんの頭をぶん殴ってやりたい。



「なにこれ。」


頰を引きつかせながら聞くと父さんはにっこり笑った。



「美姫はやっぱり学校生活に慣れないといけないからね!弥琴くん達がいない学校を''ワザと''選んでおいたよ!」




…は?

あ…弥琴は1つ年上の幼馴染。


小さい頃から実の兄妹のように育った。


その弥琴と同じ学校じゃないのならやっていけるわけがない。




私は自分から血の気が引いて行くのがわかった。

「ここは小等部から高等部まで繋がっているのよ!」


母さんがそんな事を言っているが比較的興味はなくどうでもいい。






とりあえずまとめると……


小等部から高等部までこの学校には存在しておりエスカレーター式のようだ。

そして少しずつ制服が違うらしい。



その制服が可愛いと母さんざん力説していた。


私が行くことになる高等部は女子は茶色のブレザー、男子も同じく茶色のブレザーだ。



制服の可愛さ、カッコよさもこの学校のうりのようだ。


1学年4クラス編成らしい。





「制服を着てみなさい。」と父さんはワクワクしながらだが有無を言わさない表情をしていた。


突き返すつもりで運悪く持って来てしまっている。




そんな姿を見てしまったら着替えてあげないといけない気がしたので着替える事にした。