そんな声が聞こえたかと思えば
急に手首の圧迫感がなくなる
そっと目を開くと
目の前には誰かの背中
その人は
私を庇うように私達の間に立っていた
「…なんだ、お前」
「なめたこと言ってるとしめるぞ」
「啖呵をきるのは結構だけど
いいの?ほら、向こうから警備の人来てるよ
誰かが通報したんじゃない?」
「!やべっ」
「逃げるぞっ」
そう言って、その人が彼らの背後を指さすと
焦ったように慌てて去っていく
……。
「…こんな
ありきたりな嘘を信じるなんて、馬鹿だな
ろくに確認もしないで」
呆れたように呟いてから、その人は振り返った
「大丈夫?」
「…は、い…
ありがとうご……」
………。
お礼を言いかけて、固まる
……………うそ…
その人の顔を見て目を見開く
愕然とした
…他人のそら似、じゃない
あの人だ
私が、ずっと会いたいと願っていた人
「ああいう柄の悪いの、結構いるから
女の子ひとりでの行動は控えた方がいいよ」
……声は、あの時より少し低く感じるけど
落ち着いた声音はそのまま
急に手首の圧迫感がなくなる
そっと目を開くと
目の前には誰かの背中
その人は
私を庇うように私達の間に立っていた
「…なんだ、お前」
「なめたこと言ってるとしめるぞ」
「啖呵をきるのは結構だけど
いいの?ほら、向こうから警備の人来てるよ
誰かが通報したんじゃない?」
「!やべっ」
「逃げるぞっ」
そう言って、その人が彼らの背後を指さすと
焦ったように慌てて去っていく
……。
「…こんな
ありきたりな嘘を信じるなんて、馬鹿だな
ろくに確認もしないで」
呆れたように呟いてから、その人は振り返った
「大丈夫?」
「…は、い…
ありがとうご……」
………。
お礼を言いかけて、固まる
……………うそ…
その人の顔を見て目を見開く
愕然とした
…他人のそら似、じゃない
あの人だ
私が、ずっと会いたいと願っていた人
「ああいう柄の悪いの、結構いるから
女の子ひとりでの行動は控えた方がいいよ」
……声は、あの時より少し低く感じるけど
落ち着いた声音はそのまま


