ことほぎのきみへ

「わ~すごーい!広い!」

「普通に泊まったらかなり高いよね」

「見て見て!部屋から海見える」

「すごいね」


外観も館内もそうだったけど
同じく豪華すぎる客室に
はしゃぐ私達に背後から声がかかる


「おーい
準備できたら浜辺に来てくれな
俺達は先に行ってるから」


まなぶ先輩が部屋の入り口から
顔を覗かせていた

後ろには一樹たちもいる


「分かった~!」


亜季が元気よく声を返す


まなぶ先輩達が去っていくのを確認して
私達も準備を始めた

といっても皆あらかじめ水着は下に着用済み
後は脱ぎやすい服装に着替えるだけ


「…」

「あ、亜季ちゃん
なんでそんなに私を見るのでしょうか…」

「……ずるい」

「え?」

「ずるい!なんでまーちゃんは
そんなに胸が大きいの!!」

「えぇ?!」


亜季の言葉にゆまちゃんは顔を真っ赤にして
隠すように胸を押さえた


「どこ見てんの。亜季
…まあ私も思ったけど」

「ゆ、ゆうりちゃんまで…っ」

「…私も思った」

「えぇ、いろはちゃんまで…」


困り果てた顔を浮かべるゆまちゃん

でも、本当のことだから仕方ない


…Eカップくらいありそう


抱えるように胸を押さえたせいで
余計に谷間が強調されてる


重そう…