――……
「……未遂で良かったわ」
はーっと安心するような脱力するようなため息
矢那さんに連れられリビングに移動した私
眠る前はまだ明るかった外の景色も
起きたらすっかり暗くなってて
遅くなるかもとは連絡してたけど
心配させないように改めて家に連絡をいれて
それから矢那さんと話をしていた
「……矢那さんは
これを心配してたんですか?」
忠告はしたものの、万が一が気になって
矢那さんはわざわざ仕事を途中で切り上げて
急いでここへ来たのだという
「……抱き締めて眠る程度で済んだのは
本当に良かったわ」
遠回しな肯定の言葉に私は戸惑う
「………ひさとさん
お酒飲むと性格変わったりするんですか?」
「性格が変わると言うか……
悪酔いするのよ」
何度か酔ったひさとさんが
他の人に絡む姿を見たことがあるらしい矢那さん
「普段飲まない人間が飲むから余計に」
「え?お酒好きなんじゃ……」
「むしろ嫌いよ、ひさとは
弱いし、悪酔いするのも自覚してるから」
「ならなんで?」
「相当ストレス溜まってたのね
ひさとが酒を飲む時は決まって
嫌な事があった時だから」
「…」
「……下手な息抜きよ」
馬鹿ね、と呟きながらも
その声や表情はひさとさんを心配していて
……
……嫌な、事……
浮かんだのは何故かあの絵
あの絵の、険しい表情を浮かべた人
……。
「……ひさとさんのところに行ってきます」
ひさとさんの様子が気になって
矢那さんにそう声をかけてから
また、ひさとさんのもとへ向かった
「……未遂で良かったわ」
はーっと安心するような脱力するようなため息
矢那さんに連れられリビングに移動した私
眠る前はまだ明るかった外の景色も
起きたらすっかり暗くなってて
遅くなるかもとは連絡してたけど
心配させないように改めて家に連絡をいれて
それから矢那さんと話をしていた
「……矢那さんは
これを心配してたんですか?」
忠告はしたものの、万が一が気になって
矢那さんはわざわざ仕事を途中で切り上げて
急いでここへ来たのだという
「……抱き締めて眠る程度で済んだのは
本当に良かったわ」
遠回しな肯定の言葉に私は戸惑う
「………ひさとさん
お酒飲むと性格変わったりするんですか?」
「性格が変わると言うか……
悪酔いするのよ」
何度か酔ったひさとさんが
他の人に絡む姿を見たことがあるらしい矢那さん
「普段飲まない人間が飲むから余計に」
「え?お酒好きなんじゃ……」
「むしろ嫌いよ、ひさとは
弱いし、悪酔いするのも自覚してるから」
「ならなんで?」
「相当ストレス溜まってたのね
ひさとが酒を飲む時は決まって
嫌な事があった時だから」
「…」
「……下手な息抜きよ」
馬鹿ね、と呟きながらも
その声や表情はひさとさんを心配していて
……
……嫌な、事……
浮かんだのは何故かあの絵
あの絵の、険しい表情を浮かべた人
……。
「……ひさとさんのところに行ってきます」
ひさとさんの様子が気になって
矢那さんにそう声をかけてから
また、ひさとさんのもとへ向かった


