「……はぁ~……」
思わずそんな声が漏れる
そーっと中に足を踏み入れて、部屋の中を見渡す
……見慣れない画材道具がたくさん
いかにも美術家の作業場って感じだ
部屋の端の長机に置いてあった
大量のスケッチブックが目に入って
その内のひとつをなんとなく手に取る
……表紙に名前が書いてある
『久遠りん』
「……これ、もしかして……」
ぱらぱらとページを捲る
…………淡い色使い
……水彩画?
日常の、何気ない光景が
スケッチブックに描かれてる
「…………きれい……」
控えめな色使いなのに
どうしてこんなに目を奪われるんだろう
どの絵も
どこか懐かしくて、日のにおいを感じる
あったかくて光を感じる絵
……ここ、ひさとさんの
お母さんが使っていた場所?
自分の持ち物には名前を書く人だったのだろうか
よくよく見れば
あちこちに『久遠りん』と
名前が刻まれた画材道具や作品がある
そんな中
大きなキャンバスに描きかけの絵
……これは、多分ひさとさんの絵だ
いつもスケッチブックで絵を見せて貰ってるからなんとなく分かる
りんさんの絵のタッチと似てるけど、微妙に違う
大きなキャンバスに色つきの絵
いつもの小さなスケッチブックの
白黒の絵と比べると、迫力がある
……だけど
「……なんか、この絵……」
力強くて、目を惹く絵ではあるけど……
なんか……いつもと……違う
思わずそんな声が漏れる
そーっと中に足を踏み入れて、部屋の中を見渡す
……見慣れない画材道具がたくさん
いかにも美術家の作業場って感じだ
部屋の端の長机に置いてあった
大量のスケッチブックが目に入って
その内のひとつをなんとなく手に取る
……表紙に名前が書いてある
『久遠りん』
「……これ、もしかして……」
ぱらぱらとページを捲る
…………淡い色使い
……水彩画?
日常の、何気ない光景が
スケッチブックに描かれてる
「…………きれい……」
控えめな色使いなのに
どうしてこんなに目を奪われるんだろう
どの絵も
どこか懐かしくて、日のにおいを感じる
あったかくて光を感じる絵
……ここ、ひさとさんの
お母さんが使っていた場所?
自分の持ち物には名前を書く人だったのだろうか
よくよく見れば
あちこちに『久遠りん』と
名前が刻まれた画材道具や作品がある
そんな中
大きなキャンバスに描きかけの絵
……これは、多分ひさとさんの絵だ
いつもスケッチブックで絵を見せて貰ってるからなんとなく分かる
りんさんの絵のタッチと似てるけど、微妙に違う
大きなキャンバスに色つきの絵
いつもの小さなスケッチブックの
白黒の絵と比べると、迫力がある
……だけど
「……なんか、この絵……」
力強くて、目を惹く絵ではあるけど……
なんか……いつもと……違う


