「衣装のデザイン可愛かった」
「でしょ?考えたの私」
「楽しみだなぁ」
運ばれてきたケーキを頬張りながら笑うと
そんな私を見ていたゆうりが、ふと聞いてきた
「…いろは、最近さ
なんかいいことあった?」
「え?」
「いや、夏休み明けくらいから
なんか雰囲気が変わったから」
「……そう?
変わったってどんな風に?」
「んー…言葉にするの難しいけど
楽しそうな、嬉しそうな…穏やかそうな……?」
はちみつがたっぷりかかったパンケーキを
切り分けながら首を傾げるゆうり
「ほら、去年とか
夏休み前と後はどこか疲れたような
落ち込んだような表情だったから」
……それは、多分
お盆の、あの夢が原因だ
あの夢を視る日が近付いてくる事が
たまらなく怖くて、嫌で
しんどくて
考えたくないのに
毎日カレンダーを見る度に
その日が近付いてくるのを実感して
どうしても意識してしまって
その日を迎えた後はずっと
その記憶や気持ちを引きずって
頑張って人前では見せないように
出さないようにしてたんだけど
それでもきっと
その気持ちを完全には隠しきれなくて
表情や雰囲気に出てしまってたんだろう
「でしょ?考えたの私」
「楽しみだなぁ」
運ばれてきたケーキを頬張りながら笑うと
そんな私を見ていたゆうりが、ふと聞いてきた
「…いろは、最近さ
なんかいいことあった?」
「え?」
「いや、夏休み明けくらいから
なんか雰囲気が変わったから」
「……そう?
変わったってどんな風に?」
「んー…言葉にするの難しいけど
楽しそうな、嬉しそうな…穏やかそうな……?」
はちみつがたっぷりかかったパンケーキを
切り分けながら首を傾げるゆうり
「ほら、去年とか
夏休み前と後はどこか疲れたような
落ち込んだような表情だったから」
……それは、多分
お盆の、あの夢が原因だ
あの夢を視る日が近付いてくる事が
たまらなく怖くて、嫌で
しんどくて
考えたくないのに
毎日カレンダーを見る度に
その日が近付いてくるのを実感して
どうしても意識してしまって
その日を迎えた後はずっと
その記憶や気持ちを引きずって
頑張って人前では見せないように
出さないようにしてたんだけど
それでもきっと
その気持ちを完全には隠しきれなくて
表情や雰囲気に出てしまってたんだろう


