Endless movie

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90分弱の作品だったため、あっと言う間に終わった。

教室の時計を見ると、まだ17時半だ。



「かなり内容濃かったな。」

「そうですね。
まさか結婚した先の展開まであると思いませんでした。」

「だよな。俺、恋愛系のは全然見ないけど、
これみたいなどんでん返したくさん起きるのは好きかも。」



あ、今一人称が俺になった。

この人、本当にふわふわしててよく分からない。

その後も私たちは映画の感想を言い合いながら、帰る支度をした。

先生はパソコンを持って出口に向かう。



「同好会だからこんな感じでゆるーく活動する感じでいいかな。
初めて顧問らしいことしたから手探り状態だけど。」

「そうですね。」



好きな映画観させてもらったし、お茶も奢ってもらったし、特に何も不満はない。



「じゃ、来週もまた放課後にここでな。」



浅井先生は片手を挙げながら職員室に戻っていった。



「ありがとうございます。」



先生の後ろ姿に向かって、
活動に付き合ってもらったお礼を口にした。