あの世とこの世を繋いで

翌日、私はいつものように学校に通うためにいつもの通学路を通っていた。私は走った。だって今行けば、横断歩道が渡れる。これを渡れば学校に間に合う。小さな女の子が渡っていた。次の瞬間、一台の車が女の子を引いてしまった。びっくりして、心臓が飛び出るかと思った。私は、女の子の元に急いだ。呼吸があるかどうか確認した。だけど、もう既に女の子は死んでいた。どうしようもないから私はその場を離れた。少し離れて、ずっと見守った。だが、女の子の姿が見えた。そう、幽霊として見えたのだ。私は、ちょっとずつ距離を縮めた。ゆっくりゆっくりと。そして、話しかけた。

『大丈夫?』と言うと

『お姉ちゃん、見えるの?』

『見えるよ。だから、安心してねぇー。』

『うん。あのね私の名前はちかっていうの。よろしくねぇ。』

『うん。チカちゃんよろしく。私はキズナ繋ぐっていうの。』

『キズナ繋ぐ?変な名前だねぇ。それでお姉ち
ゃんは私に何してくれるの?』

『私はキズナ繋ぐって言ってあの世とこの世を繋いでチカちゃんを輪にのせる役割をするためにきたの、こんなに難しいこと言ってもわかんないよねぇ。ごめんねぇ。わかりやすく教えるね。ちかちゃんを天国に連れていく役割。つまり、お姉ちゃんはちかちゃんに何かやり残していることがあるならなんでも言って私が叶えってあげるよ。』

『ちかね。一つだけやり残したことがあるの。それは、学校に通うこと。学校に通って、友達にお別れ言いたい。』

『わかった。じゃあ、そのちかちゃんのやり残していることを叶えに行こうか?』

『うん。』

とちかちゃんと話して私たちはある場所へ向かった。