あの世とこの世を繋いで

ナミダナガ駅から三駅先の駅だった。

この場所にある公園に行けばいいはず。

しかし、あのおばあちゃんは誰なんだろう。

そんなことを考えていると電車が来た。

その電車に乗り込んで席が空いていたので座った。それから10分後、虹橋駅に着いた。

そこの景色は全然変わっていた。前よりも綺麗になっていた。早速私は、駅にあるタクシーに乗り込んだ

『お嬢ちゃんどこまで行くの?』

『公園に見える虹の場所です。』

と私はタクシーの運転手に伝えた。

すると、『わかった。じゃあ、出発します。』と言った。

ほんとにこれだけでわかるのと思った。

1時間後、『つきましたよ。公園に見える虹の場所』

『はい。いくらですか?』

『千円です。』

『はい。ありがとうございました。』と私はタクシーの運転手に言った。


そして、そこは本当に虹の見える場所だった。でも、ここまで来たのに何も思い出せない。どうしてなんだろう思い出そうとしても思い出せない。それからずっとここに居た。もうすぐ、日が暮れようとした時だった。頭の中にある記憶が横をよぎった。その記憶は、まだ私が1歳ぐらいだった時、この公園で花摘みをしていた。その時、私と一緒に行ったのが、あのおばあちゃんだった私はそのおばあちゃんのことをばぁーばと呼んでいた。けど、周りの人には見えていないのかと思った。だっておばあちゃんの身体をよぎって渡る人がいる。記憶はそこで終わっていた。やっと、わかった。自分に隠された秘密が何なのか。そして自分の名前が何なのかもすべて明らかになった。私に隠された秘密は家族が居ないこと。