あの世とこの世を繋いで

『お嬢ちゃん、何に迷っているのかねぇ?』


『こんにちは。私、病院に来たのが初めてでどうしたらいいのか分からなくって。』


『そういうことなら簡単さ。お嬢ちゃんは何を見てもらうの?』


『記憶だよ私の小さい時の記憶だよ。自分の名前がわからなくて』


『そういうことなら得意だよ。言うの忘れたけど、私はただのばあさんじゃないよ。見えるのは君だけなんだけど、君はなにか大事なことを忘れては行けない何かを忘れているね。』


『私が忘れてはいけないもの。それはなんなんですか?』

とおばあちゃんに問いかけた。

『分からないのかい。お前さんが自分でしたことじゃないか!私はしているねぇ。もし分からないならこの場所に行くといいよ。』と紙渡された。


そしておばあちゃんは去っていた。


なんなんだろう?


渡された紙を見てみると、「公園に見える虹」と書かれていた。