「そんなことないよ、アキは奈帆先輩のこと、明るくて可愛いし最高な彼女だと思うよ、久我先輩にだってもったいないくらいだよ」


えー、アキちゃんたらそれは持ち上げてくれすぎでしょ。


でも、励ましてくれてるんだ、嬉しいな。


「ありがとう、アキちゃん大好きっ」


「えへへ、アキもだよー」


「アキちゃーん」


彼女は、パッと顔を輝かせてニコッと笑う。


その天使すぎる笑顔に、キュンキュンして、座ったまま横からギューって抱きついた。


あ、れ?アキちゃんて思っていたよりも、ゴツゴツと骨ばった感触だな、なんでだろ?痩せすぎ?