お風呂に浸かりながら、

考える。

愛菜さんは…彼女?

でもベッドの近くに落ちてたピアスとか、カフェとか…

愛菜さんにとっては、

椎名さんの家にいる私は本当に邪魔者なんだろう…

でも私も家での椎名さんは譲れない…

「ふぅ〜…なんだろ、この気持ち」

一人でつぶやく。

これから先、椎名さんが彼女の方が大切になって、

同棲するとかってなったらどうしよう…

そうしたらもう出て行かないとだなぁ…

難しいことも、先のことも、

考えてもわからないから、

とりあえず今の椎名さんとの生活を大切にしよう!

そう決めて、

お風呂から上がる。

よし!