『へーき。今日迎えにいくよ。』

と、返して仕事に戻る。

制服の美夜はようやく高校生に見えた。

ほんと大人っぽい。

朝の髪の毛完成した時可愛かったなぁ、

と、思い出してると、

「え、晴翔ニヤニヤしててキモいんだけど。」

と、食後のコーヒーを届けにきた綾に言われる。

キモいって失礼だな。

気を引き締めなければ…

と、思いつつも、

早く迎えに行きたい気持ちに心を奪われていた。