2日休んだ後の学校。

朝目が覚めてから、

準備を始める。

私はお化粧をしていかないから、

日焼け止めを塗って、

軽くビューラーでまつ毛を上げて、

色付きリップを塗って、

髪の毛をいじっておしまい。

いじるといっても、

髪に関して私は不器用だから、

ポニーテール、お団子、三つ編み、ストレートしか選びしろはない…

「今日、髪の毛どうしよう…」

鏡を前に制服姿で、考える。

「おはよ、早いね…」

「おはようございます。」

あくびをしながら椎名さんが洗面台にやってくる。

私をじっと見つめて、

「やっぱ高校生なんだね〜」

と呟く。

たしかに今までも高校生に見られたことは少ない。

どうせ老けてますよ〜と心の中でふてくされていると、

「美夜?髪の毛、触っていい?」

え?