「美夜、ごめんね、嫌な思いさせたね。」
手が伸びてくるから、避ける。
椎名さんのショックそうな顔。
「美夜…」
ショボンとした顔。
…悔しいけど全部好きなんだもん。
愛しいって思う。
でも、
「キスまたされたんじゃないですか。」
悔しいから少しいじわる。
「してないよ。」
「…」
黙ってると、
椎名さんは困った顔でみてくる。
「ふふ、二度はありませんからね!」
って抱きついたら、
「ん、ごめん。」
ってぎゅーっと強く抱きしめられる。
あーぁ、ずるいなぁ
こんなに好きにさせるなんて。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…