飼い主の溺愛


「ん…」

朝になって目を覚ますと、

抱きしめて寝ていたはずの美夜がいなくなっている。

まだ覚醒しきってない身体で

リビングの方まで行くといい匂い。

「おはよ。美夜」

「っ!お、おはようございます!」

少し頬を染めて美夜があいさつを返してくれる。

ふ、可愛い

みんなの方を見てるとまだ全員夢の中のようだ。

まぁ、まだ7時だし…

休日の学生はもっと遅く起きるんだろうなぁと思いながら美夜の横に立つ。

「何時から起きたの?寝れなかった?」

覗き込むと、

キョロキョロと目がさまよって、

ようやく目が合う。

「ぐっすり…寝ちゃってました…さっき起きたばっかりです。」

確かにいつも美夜は着替えて身支度も整えているけど今は、まだそうじゃないみたい。

よかった、寝れたなら…

よしよしと頭を撫でて、

「手伝う?」

ときくと、大丈夫ですって返ってくる。

美夜に朝食を作るのを任せて、

とりあえずお皿やカップを出して並べていく。