美夜はすごい勢いで、結菜ちゃんのもとに走って行って、抱きついている。
顔真っ赤なまま。
…笑みが溢れる。
幸せ、だな。
いつかは、って思ってたけど、
美夜とこうやって実際付き合うってなるとは夢みたいだ。
「ど、どうしたの、美夜ちゃん!」
美夜は俺の方をチラッとみて、
また顔を真っ赤にして、
結菜ちゃんに抱きつく。
「美夜、」
俺の声に反応して、
固まる。
うーん、まだ結菜ちゃんたちには報告しない方がいいのかな…
それに、美夜もいっぱいいっぱいそうだしな.…
「やっぱ、今日はどっか泊まり行ってくるから美夜俺の布団もここ持ってこよう?」