「美夜…ありがとうな?」
テーブルに並べられたものを見て、
椎名さんがお礼を言ってくれる。
「このおつまみ前食べて美味しかったから嬉しい〜」
恭平さんはさっそく手を伸ばしていて、
椎名さんに手を叩かれる。
「すごい…何から何までありがとう。」
由梨さん本当美人だなぁ…
「「由梨さん料理壊滅的だからね」」
「ちょっと…貴方達喧嘩売ってくるじゃない?」
どういう関係なんだろう…?
仲良さそう…
ぼーっと三人を眺めていると、
「白石。湊が国語教えろって。」
背後からの声に驚く。
「クロくんっわかった!では、少し騒がしいとは思いますが…お仕事頑張ってください。」
三人に軽くお辞儀して、
クロくんとリビングのテーブルに戻る。
由梨さんみたいな女性…
憧れるなぁ…

