放課後。図書室。



目の前には、黙々と本を読む千紘くん。



私の彼氏です。




「ねー、千紘くん」



「先輩、静かに本でも読んでて下さい!」




そう言う千紘くんの頬は真っ赤。



なぜなら...




「またあんなことしたら帰りますから!!」



「いーじゃん、ほっぺにキスしただけだよ?」




私が隙を狙って、千紘くんにキスをしたから。