本当の真実と愛

「あー、あのさ俺もあん時の事謝りたい…ごめん」

「へ?」
間抜けな声を出すと彼は肩を震わせ始めた

「いや、あん時さ素っ気なかったなって思って」
笑いを耐えながら震える声でそう言った
「あ、その事気にしないで全然私も気にならなかったしってそんなに笑わなくても……」

ごめんごめんと笑いながら謝ってくれた

「そう言えば何でここに?働いてるの?」
そう聞くとけんとは少し悲しそうな顔をしたようだったが気の所為だったのかいつも通りに話し始めた

「ちょっとね、父さんがやってる店なんだけどしばらく手伝う事になってさそれでこんな格好で接客してる」

「そうだったんだ…大変だね」