〔自己紹介してくれるかな〕

「はい!崎側高校から転校してきた須藤心櫻といいますよろしくお願いします。」







顔上げる心櫻の目線の先にはあの3年前の夏に離ればなれになった幼なじみの阿知ヶ谷凱音がいた







「凱音」

『心櫻』

〔どうしたんやお前ら〕

「“幼なじみなんです”」







偶然の再会果たすことになるとは…




 これが俺の人生を変えていってしまうとはまだまだ先のことだ