「いいですよ、付き合ってあげます」



「…ん!?こんなやつと?」



「自覚はしてるんですね」



「えへ、まあ一応」



これで自覚なかったら私ほんとに危ないだって。



いやもう結構危ないんだけど。



ってそうじゃなくて!



「ほんとに付き合ってくれるの!?」



「いいですよ。でも1個だけ条件があります」



そう言うと高月くんはフッと怪しく笑って



「1ヶ月で俺の顔以外の好きなところ見つけられたら、付き合ってあげます」