年下彼氏くん

「なに震えてんのよ」



「えへへ、自分がちょっと怖くて…。まあ何事もなく終わるよきっと!」



親指を立てて理央ちゃんにウインクする。



「不安…。ものすごく不安だわ…」



「大丈夫大丈夫〜!ってことで!今日からスタートだから、高月くんの顔を拝むべくお昼ご飯一緒に食べてきます!」



「ちょっと!」


「いってきます!」



じゃっ!と理央ちゃんに敬礼して教室を飛び出す。