6月が終わる前、



あなたは遠くに行った。



いつも離れた場所から、



あなたの姿を見るだけで、



あなたの声を聞けただけで、



私は幸せだった。



それだけで十分だと思っていた。



だって、



これ以上、多くのものを



望んじゃいけない気がしたから。



これ以上、



何かを求めちゃいけない気がしたから。