教室の隅。

そこが私の定位置だ。

友達なんて、いらない。
1人が好きだから、1人でいるんだ。

そう思い込んでいた。

でも、本当は。

みんなと話したい。
そんな想いが心の中を渦巻いているんだ。

でも、心の中でどれだけ想っても誰にも届かなくて。

私は今日も1人で過ごしていた。