何年経っても君の隣に

「うん。なんなら僕も一緒に行こうか?」

「本当!?」

「うん………?」

「ありがとう、響!!」

「うん!怜奈ちゃんの役に立てるなら嬉しい!」

ドキッ

響のそういうところにドキドキする………。
フニャッと笑いが可愛い!!
でも私に恋してる時間はない。
諦めなきゃ。
私に好きな人なんていない。
そう、好きな人なんて………作ってはいけない。