美音が入院してから全然帰ってこなかった兄貴。

多分病院に泊まりずっと美音のそばにいたんだろう。




湊「熱が39.5℃かぁ…相当無茶したな。」

とりあえず点滴で様子を見よう。



すると一人の看護師が入ってきた。

さっきストレッチャーを持ってきてくれた看護師だ。

名前は確か…


湊「桜庭さん…」

桜「神崎先生の調子いかがですか?」

湊「熱が高いから点滴をして様子を見ようと思ってる。」

桜「なら私がやっておきますよ。」


…美音の様子も見に行かなきゃいけないから正直助かる。

湊「ここに全部そろってるからお願い。」

桜「わかりました。」



兄貴のことも心配だったけど美音のことも心配だったから俺はその場を任せて美音の病室に行くことにした。