美「優也兄?」

優「……」



湊「兄貴?」

俺が声をかけても、美音が声をかけてもピクリとも兄貴。


俺はすぐに近くにいた看護師に声をかけた。




湊「ストレッチャー持ってきてくれ。」


美「湊斗兄…優也兄が……」

涙目で俺にしがみついてくる美音。



湊「大丈夫。少し疲れがたまっているのかもしれない。美音も熱があるから病室へ戻ろう?」





俺は美音を病室へ送り、兄貴の診察をすることにした。