駿「湊斗兄……」


湊「なんでお前がこんなところに居るんだよ。病院抜け出したりして…こっちがどんだけ心配してるかも分からねぇのか!」


道のど真ん中で怒鳴る湊斗兄。



駿「ごめんなさい。美音が…」


湊「美音が心配なのは分かる。でもお前のやるべき事他にあるだろ?少しは俺らの気持ちも考えろよ。」



駿「……ゴホッゴホッ」


湊「とりあえず兄貴のマンションに行こう。ここからならそっちの方が近い。」



駿「美音、多分帰ってると思う。」


湊「そっか……分かった。行こう。」



俺はコクンと頷き湊斗兄と一緒に一度優兄のマンションに行くことになった。