駿「ん。じゃあ美音そこ座って。」


……結局おうちまで来てもらっちゃった。





美「やっぱり大丈夫!自分でやる。」


駿「自分でやるなんてどの口が言ってるんだよ…いいから座って動かないで。」




そう言って擦りむいた私の足に駿介は消毒液をたっぷりと含んだコットンを当てた。



美「痛っ!!!やめてっ!」


駿「怪我してるんだから当たり前だろ。動かないで。」

そして再び傷口にコットンを当てて傷口に入り込んでしまった砂をグリグリとしだした駿介。




美「キャーーッ!!痛い!!痛い!!本当やめてー!」




………さっきまでのドキドキ撤回!!


やっぱ駿介はただの鬼だっ!