美音…大丈夫かなぁ。


美音の様子を見るために美音が眠っているベッドの脇の椅子に座った。


そっとおでこに手を当てるとまだ触ってわかるくらい熱かった。




ごめんな。
昼休みの時点で無理にでも帰っていればここまではならなかっただろうに。


おでこを撫でながら心の中でそっとそう伝えた。







気付けば俺もそのまま眠っていた。