ピピピピ

優「39.7℃かぁ……美音、採血と点滴も頑張ろうな。」

美「頑張れない~……」


駿「頑張れなくても、俺が抑えて頑張らせてやるから大丈夫」


…え。

…それ全然大丈夫じゃない。



優兄は準備を始めてるし…


今のうちに逃げよう。



そう思ってもそうはいかなくて…

駿「逃げられると思うなよ。」

美「鬼!悪魔!…ヒック……」




そんな会話をしてるうちに準備を終えた優兄が近づいてくる。

美「やーっ!!」

優「すぐ終わるから。」


その言葉が合図かのように駿介は私を抑え始めた。