駿「美音、少し休憩しようよ。」

時刻は12時半。


もう2時間歩きっぱなし。
ずっと入退院を繰り返していた美音には結構キツイはずだ。



美「そうだねっ!!」



駿「なんか食う?」


美「アイス食べたい!」

そう言ってはしゃぐ美音に軽くデコピンをした。




駿「昼飯食べてからだ。」


美「あまりお腹空いてないんだもん…」

再びシュンと下を向く美音。



母さんの事があってからガクンと体重が減った美音。
こればっかりは食べさせないわけにはいかない。


駿「キツかったら俺食べるから頑張ろ?」

美「うん…」



駿「昼飯なんか食べられそうなのある?」

美「うーん。」


駿「なさそう?食べやすいうどんとかにしとく?」


美「ハンバーガー食べたい。」


ハンバーガー??

…結構ガッツリだなっ!!笑



意外なもので驚きはしたものの…

それが食べれそうならいいかもしれない。





結局俺らはファーストフード店へ行き、それぞれのメニューを食べた。


美「あーお腹いっぱい!!」

バーガーもポテトもそれぞれ半分以上食べた美音。

駿「思ったより食べられたみたいで良かったよ。おやつ時になったらアイス食べて帰ろうな?」


美「うん!!」


そうして少しそこでゆっくりして俺らは再び買い物をした。