私の主治医はお兄ちゃん






あれからなかなかうまく呼吸ができない。





美「ハァ…ハァ…ゴホッゴホッ……」


そんな私を見兼ねてか、駿介は優也兄に電話をし始めた。












駿「美音。ちょっと病院行こうよ。優兄が呼んでる」

美「えぇ…」

駿「頑張ろうよ。」

美「痛いことしない?」


駿「美音がもっと早く言ってくれればな…」



美「ヒック…」

駿「泣くなよ。とりあえず行くぞ。」




そう言って駿介に連れてこられてしまった。