ひみつ

目をギューッと閉じた。





ふと気づくと、青空の下に私はいた。


ここ、どこ?


「莉奈ちゃん...久しぶりだね」


「おばあちゃん...」


「莉奈ちゃん、頑張ってるね」


「頑張ってる...でもね.....もう限界かもしれない...」


「莉奈ちゃん...ダメだよ、諦めちゃ...おばあちゃんね、莉奈ちゃんと同じ病気だったけど、57年生きれたんだよ。余命宣告から30年はたってる」


「えっ...そうなの?」


「だから、気を落としちゃダメよ。調子が悪い日があったって、その分調子がいい日は来るわ」


「うん.....」


「莉奈ちゃん、おばあちゃんはねあと3ヶ月長生きしたかった。おじいさんの誕生日までは生きるって心に誓ったんだけどね...」


「おばあちゃん.....」


「だから莉奈ちゃん...おばあちゃんの分までちゃんと生きて...まだここに来るのは早すぎるわよ.....」


「うん、おばあちゃん、あたし頑張るね。頑張って、病気に勝つね。」


「おばあちゃん、応援してるから...」


さーっと光が舞った。


おばあちゃん...おばあちゃん待って...





ふと気がつくと、自分は布団の上で涙をこぼしてた。