ひみつ

布団に入ったものの気分が悪すぎて寝付けなかった。


ケホッケホッ...


5限が始まる本チャイムが鳴って、少し経った時、急に睡魔が襲った。





ふと気づくと、汗をかいていた。


「イッ.....」


すぐ治る、すぐ収まるよ自分.....


からの、急に吐き気に襲われた。


「莉奈ちゃん、莉奈ちゃん大丈夫?」


「は.....吐きそ.....」


保健室の先生が急いでビニール袋を持ってきてくれた


オエッ...オエエッ.....


吐きたいのに、吐けない...


空っぽの胃から出てくるのは胃酸だけで、喉が焼けそうに痛かった。


少し収まって、また横になった。


「莉奈ちゃん、今日はもう帰った方がいいんじゃないかな.....」


「そ、そうします.....」


「おうちの人、家にいる?」


「あ、.....今日仕事だ.....」


「帰るの何時ぐらいになりそう?」


「8時とか...それぐらいかもしれないです...」


「そうなのか.....それなら、下校時間までまた休んで、誰かと一緒に帰ろっか...」


「はい.....」