ひみつ

「学校...いつ来れそう?」


「.....わっ...わかんない.....」


「そっか.....」


お互いしばらく黙り込んだ。


私も何をいえばいいかわからなかった...


「いきなり電話して...ごめんね」


「ううん.....嬉しかった...」


「お大事に」


「ありがとう.....」


スマホを横に置いて、上を向いた。


早く体調戻さないと...戻さないと...





「莉奈、今日は学校に送るね」


少したって、ようやく体を起こして歩けるようになって、学校に行った。


電車に乗る自信がなかったから、行きは送ってもらった。


教室につくと誰もいなかった。


机に座ると、大量のプリントが机の上にあった。


荷物を床に置くと、プリントを全部机に入れて、職員室に向かった。


「た、高瀬、大丈夫か!?」


「先生.....私もう...」


「どうしたんだ?」


「学級代表降ります...」


「なんでだ?」


「もうそろそろ、学校に通えなくなりそう...なんです...」


「.....体調か?」


無言で頷いた。


「高瀬は今病気とちゃんと戦ってるんだ。諦めちゃダメだぞ?俺より先に死ぬなんて先生許さないからね!」


肩をポンとおしてくれた。