ひみつ

「ただいま〜」


いつの間にかお母さんが帰ってきてた。


「あっお姉ちゃんだ!」


「ゆっちゃんじゃん〜...元気??」


入院してる間、ずっと私のせいでおばあちゃん家に預けられてた妹の結衣。


そして、お母さんの腕の中で寝てる弟の樹もいる。


「お姉ちゃんのせいで、おばあちゃん家行ってたんだね、ごめんね...」


「おねーちゃん、元気になった?」


「うん、元気だよ!」


可愛い妹を見ると、元気になれる。


「莉菜、どう?調子は」


「朝よりマシみたい。」


「明日の朝まだちょっと悪そうだったら、病院に点滴受けに行こうか」


「うん...」


結局私は病院戻りだよ...


そろそろ高校も...行けなくなるのかな.....





朝起きても、やっぱり調子は悪いままだった。


ゲホッゲホッ...ゲホッ


「結衣と樹、保育園に連れてくからもうちょっと横になって待ってて?」


ぬいぐるみを抱いて、ベッドでうずくまっていた。


ちらっとケータイを見ると、案の定イツメングループが動いてた。


“莉菜、体調また悪い?”


“心配だからまた連絡してよ?”


今はいいや...