「エドガー、お前は先に行け。ここは俺が引き受ける」
荒くれ者を大剣の柄で気絶させながら、バルドはランチワゴンのほうへ顎をしゃくってみせる。
「ごめん、あとは任せる!」
そう言ってエドガーが私のところに走ってこようとしたとき、ガコンッと嫌な音を立てて地面が抜けた。
その瞬間、エドガーの身体が傾いて崖の下に落ちそうになる。
血の気がサーッと失せて、気づいたら私は無我夢中でエドガーのもとへ駆けていた。
「こっちに来ちゃだめだ!」
そんなエドガーの制止の声も聞かずにその胸に飛び込むと、すぐさま腰に腕が回る。
「ぐっ……雪、俺から手を離さないで」
不安定な足場にも関わらず、エドガーは銃のボタンをカチッと押す。
外装の側面に刻まれたラインが緑色に光ると、エドガーは引き金を引いた。
その瞬間、銃口からはワイヤーのようなものが飛び出し、空中で先端の槍がフックのように四方に広がると崖壁に食い込む。
落下は防いだものの、私たちの身体はブランコのように左右に揺れて硬い崖壁にぶつかりそうになった。
だが、エドガーがとっさに私と壁の間に身体を滑り込ませて、クッションになってくれる。
荒くれ者を大剣の柄で気絶させながら、バルドはランチワゴンのほうへ顎をしゃくってみせる。
「ごめん、あとは任せる!」
そう言ってエドガーが私のところに走ってこようとしたとき、ガコンッと嫌な音を立てて地面が抜けた。
その瞬間、エドガーの身体が傾いて崖の下に落ちそうになる。
血の気がサーッと失せて、気づいたら私は無我夢中でエドガーのもとへ駆けていた。
「こっちに来ちゃだめだ!」
そんなエドガーの制止の声も聞かずにその胸に飛び込むと、すぐさま腰に腕が回る。
「ぐっ……雪、俺から手を離さないで」
不安定な足場にも関わらず、エドガーは銃のボタンをカチッと押す。
外装の側面に刻まれたラインが緑色に光ると、エドガーは引き金を引いた。
その瞬間、銃口からはワイヤーのようなものが飛び出し、空中で先端の槍がフックのように四方に広がると崖壁に食い込む。
落下は防いだものの、私たちの身体はブランコのように左右に揺れて硬い崖壁にぶつかりそうになった。
だが、エドガーがとっさに私と壁の間に身体を滑り込ませて、クッションになってくれる。


