無敵の総長は地味子ちゃんに甘すぎる




人気のない校門の堀影に移動した。



「────で、なんでふたりがここにいるの?」



今週、学校に来ていないのは律くんだけじゃない。


毎日休みというわけではないけど、駿くんや冬哉くんたちだって、いない日の方が多かった気がする。


今日だって学校休んでたのに、なんでここにいるの.....?


「んーとね、たまたま通りかかったから?ちょっくら未桜ちゃんに会っとこうかなあ~なんて」


「....と、冬哉くん。なんで?」


「......そーゆーことにしといて」


「ぜったい違うでしょ」



にへら~っと笑う駿くんとポーカーフェイスを崩さない冬哉くんに、これ以上の追求は無駄だと悟った。


......やっぱり、みんな、変なの。


隠しごとされてる.....ってわかる。


そう考えるだけで、落ち着かなくて、ちょっと寂しい。



「えっと、私、悠莉待たせてるから。もう行くね?」


それらを誤魔化すみたいに、取り繕う表情をつくって、背を向けようとするけど。