無敵の総長は地味子ちゃんに甘すぎる




自分に問いかけたら、すぐに答えはでた。


真っ直ぐに悠莉を見つめて、口を開く。



「──違うよ。私の意思で、律くんといるの」



『おいで、未桜』


やさしく名前を呼ばれるたび、じんわりと胸が温かくなって。


触れられるたび、ぐっと熱があがって。


私の知らない表情を、もっと見せて欲しいと思った。


──もっと、近づきたいと、思ったの



「.....うん。じゃあなんで、未桜は桜雅君といるの?」


「わ、わたし.....、が」


「ふふっ、うん。未桜が?」


途端に柔らかくなった悠莉の声色。


私はきゅっと口を結びながら、控えめに視線を合わせて。



「っ律くんのこと、すき.....だから」


口にした瞬間、なにかがぱちん、と胸で弾けた。


.....ものすごく、はずかしい....っ。


燃えそうなくらい熱い頬に手を添えながら、おそるおそる悠莉と視線を合わせると。